[付録] UE4を学び始める時のさまざまな教材

UE4には数多くの学習教材がそろっています。ここでは、初心の方に特に注目していただきたい教材について、その利用方法を紹介したいと思います。

(1) 動画チュートリアル

Video Tutorialsというページにすべてそろっています。まず、画面の上半分にはタイプ別ゲーム制作系の動画が配置されています。
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下の方には、トピック別に動画 (のシリーズ数) が表示されています。
f-2(画像2)
たとえば、上の画像で「Blueprint」というトピックには、9シリーズの動画が入っていることが分かります。これをクリックすると、確かに9個のシリーズが表示されます。
f-3(画像3)

日本語字幕がついているものは限られていますが (今後は増えると思われますが) 、主に入門レベルに焦点が当てられていますので、日本語化されている動画だけを見ても充分基礎はできます。具体的には、この「UE4 の学び部屋」のUE4 チュートリアル動画のダイジェストで取り上げられているものが日本語化されている動画です。さらに、動画チュートリアルのメニューにある8本の動画については、日本語による解説がありますので、そちらを参考にしていただければと思います。動画を見るための知識はすでにこの「初めて覚える UE4」で身についているので、安心して取り組んでください!

(2) 公式ドキュメント

ドキュメントはほとんど日本語化されているため、分からないことがあったらまず、検索をかけてみると、たいてい公式のドキュメントが先頭あたりに表示されます。

たとえば、Googleで
Unreal Engine “メッシュエミッタ”
などとしてやると、Unreal Engine に関係した記述が検索結果に表示されることになります。
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” “で囲んでいるのは、正確に「メッシュエミッタ」という語を検索するためです。「メッシュのエミッタ」や「メッシュは…(途中略) 。エミッタは…」などのようなものは排除しています。Unreal Engine “” を日本語変換辞書に登録しておくと便利です。また、

公式のドキュメント限定で検索する場合は、
site:docs.unrealengine.com “mesh emitter”
などとしてやります (先ほどのように日本語で検索してももちろん構いません) 。
f-5(画像5)
このようにすべてがエピック公式のページだけが検索結果に表示されます。先ほどの検索では画像4のように公式ページ以外 (たまたま「UE4 の学び部屋」でしたが) も検索結果に入ってきます。

また、公式ドキュメントの全体像は次のページで分かります。
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たとえば、「UE4 を始めましょう。」をクリックすると、
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のように細分化された解説が表示されます。さらに、「ジオメトリブラシ」をクリックすると、次のように関係する説明がずらりと並んでいます。
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各分野とも非常に充実しています。体系的に勉強するためには打ってつけです。

(3) UE4 AnswerHub

UE4 AnswerHubは、UE4について分からないことを質問することができるサイトです。UE4のコミュニティ (UE4のさまざまなユーザーの集まりです) や (時として) エピックのエンジニアから回答が得られます。

初心のうちは利用するのに躊躇するかもしれませんが、UE4に慣れてきて、ドキュメントなどでも疑問が解消しない場合や、ブループリントがどうしても狙いの動作にならない場合、バグかもしれない場合、動画チュートリアルと同じことをしようとしているのに、なぜかできない場合 (英語版ではこの質問が結構あります) に利用してみましょう。

なお、日本語版にするには、次のようにします。
f-10(画像10)
質問をする場合は、まず同じような質問がすでにないか確かめましょう。
f-11(画像11)

UE4とともにコミュニティ文化にも触れてみましょう。

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