UE4 情報 UE4 vs Unity どちらが学びやすい?"> UE4 情報 UE4 vs Unity どちらが学びやすい?"> <span class="info_title" id="tt1">UE4 情報</span> UE4 vs Unity どちらが学びやすい?

UE4 情報 UE4 vs Unity どちらが学びやすい?

今脚光を浴びている Oculus VR の フォーラムを再びのぞいてみると、UE4 の学習について参考になりそうな投稿がありましたので、ここにその要旨を紹介したいと思います。

まず、あるフォーラムのユーザーから

アンリアル・エンジンを学ぶことは、Unity に比べてどのくらい大変か?(How hard is unreal engine to learn compared to unity?)

という質問が寄せられます。それに対して、別のユーザーが次のような意見を述べています。

(1) アンリアル・エンジン 4 は比較的新しいエンジンであるため、Unity に比べて参考書が少ない。

(2) アンリアル・エンジン 4 で使用される C++ は、Unity で使用される C# や JavaScript よりも若干複雑である。

(3) アンリアル・エンジン 4 にはブループリントというビジュアル スクリプティングがあるので、プログラミングの経験がない人でも基本的なことができるようになる。

という意見です。

これに対して、さらに異なるユーザーから意見が寄せられます。

◎ アンリアル・エンジン 4 にはかなりの数の動画チュートリアルがある。
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◎ それに加えて、アンリアル・エンジン 4 には、エンジンを実際にインストールするとラーニング タブがある (訳注: 正確にはランチャーに備わっている)。ここには、パーティクル エフェクトからブループリントに至るまで、あらゆる分野についての学習リソースがそろっている。

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(2) については、他にも賛同する声もありましたが (You will find Unity a bit easier if you know basic level programming)、a bit (ちょっぴり) しか簡単にならないなら、汎用性の高い C++ でポインタ (C# や JavaScript にはない) についてもガンガン勉強していけば、後々何かと役立つように思えるのですが。

実は、最初に回答した方は、

アンリアル・エンジン 4 では、月額 19 ドル 無料で (訳者による訂正) すべての機能が手に入り、ソースコードまで入手できる。ソースコードが入手できるということは、ゲームをカスタマイズしようとする場合重要である。

とも述べています。ゲームのカスタマイズのしやすさ自体は、学習のしやすさに直接関係ないとは思うのですが、それでも、ソースコードを見れるということは、プロの書き方を直接学べるということになります。ソースコードが無料で手に入るということは、学習のしやすさという点についても大きな効果があると思います。

そして (3) は最も影響度が大きいと思うのですが、アンリアル・エンジン 4 にはブループリントがあります。つまり、丸腰で (プログラミングの知識なしで) 入っていけるのですから、基本的な部分についての学習のしやすさ、入りやすさは、間違いなくアンリアル・エンジン 4 に軍配が上がるはずです。
Tappy in ios
しかも、「基本」と言っても、『Tappy Chicken』のようにブループリントでゲームまるごと一つ作れて、Android の Play ストアや iOS の App Store に公開できてしまうのですから、応用度が抜群に高く、完結力のある「基本」です。「プログラムを書けないアーティストがひとりだけで制作」したということは、どのくらい学習しやすいか想像に難くありません。
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ブループリントによる生産効率の向上については、さまざまなサイトでも述べられていますので、今後も継続して報告していきたいと思います。

コメント

  1. blendegg より:

    blenderのロジックエディタを使っていたので、blueprintのあるunrealから始めました。ただ、少し重いですね、自分の低スぺPCにとっては、、、。

    • なつのや より:

      コメントいただき、ありがとうございます!

      UE4 が出たばかりの頃はもっと重かったと思います。だから、今後ももっと軽くなるのかもしれませんね。

      とは言え、とんでもなく高スペックな PC がほしいですよね。

  2. 匿名 より:

    UE4は日本語の入門サイトや動画が少ない気がします。Unityは結構ググったらでてくるけど。。

    • なつのや より:

      コメント、ありがとうございます!

      そうですね、確かに日本語によるものが相対的に少ないですね。これは予測なのですが、今回の UE4 の無料化でユーザー数やユーザーの層といったものが一気に変動したはずです。これにともなって、日本語によるサイトや動画なども必然的に増えてくるのではないかと思われます (需要がこれまでと比べ物にならないくらい増えているはずです。このブログへのアクセス数も無料化以降実はすごいことになっています)。

      また、そのような変動を受けて、エピックも更にローカライズに注力するのではないでしょうか。このままでは、豊富にあるリソースがもったいないですからね。

      あと、これは秘密なのですが、実はチュートリアル動画は、英語が分からなくてもかなりの程度、何をどうしているのか分かります (むしろ、動画を見ることによって英語が得意になるかもしれない、と思わせるほど分かりやすいのです)。不明な部分は自分なりに試行錯誤してみたり、このブログを参考にしていただくとか、AnswerHub を利用するのもいいと思います。

      日本語による資料が増えて、UE4 を気軽に使えるようになれば、趣味の幅も広がります。僕も頑張りたいと思います。

      • 匿名 より:

        返信ありがとう御座います。たしかにユーザーは増えるでしょうね。 質問サイトは参考になりそうです。 早速UE4をダウンロードしてサンプルを見てみたのですが、初めて触るBPの世界に困惑中ですw。BPにはプログラミング言語で言うコーディング規約てきなものはあるのでしょうか?

        • なつのや より:

          こちらこそ返信、ありがとうございます!

          おそらく、ブループリントはすぐに慣れると思いますよ。プログラミング経験のある方だと思いますが、そのような経験がなくてもさまざまな事例を通じてすぐに慣れると思います。

          ブループリントはC++のクラスがビジュアル化したものだと考えれば、コーディング標準がお役に立つかもしれません。自分はあまり意識しなかったのですが。

          また、C++ とブループリントの対応関係については、ブループリントの概要がご参考になるかもしれません。

          お役に立てればいいのですが。。。