UE4 エディタ⑩ コンテンツ ブラウザ入門

ビデオの内容紹介 エディタ内のコンテンツ ブラウザのどこをどうすれば何ができるかということについて説明しています。まず、コンテンツの表示の仕方というごく基本的なお話から始まり、アセットの配置/インポート/編集という3大機能の説明に入っていきます。

原題 UE4 Editor – 10 – Intro to the Content Browser

コンテンツ ブラウザのナビゲーションバーの表示を変える方法 (0:17)
スロー コンテンツ ブラウザの境界をつかんでドラッグする

メモ ナビゲーションバーとは、「新規」や「インポート」などのアイコンがついているバーの部分を言います。これが2段になっていたり1段になっているのは、コンテンツ ブラウザの幅によるもので、幅をドラッグで広げると1段になるということをビデオの冒頭で先生はおっしゃっています。

コンテンツ ブラウザを表示させる方法 (0:35)
スロー (コンテンツ ブラウザが表示されていない場合は)ツールバーの左から2番目「コンテンツ」をクリック(またはCtrl+Shift+F)

コンテンツ ブラウザの3大機能をチェックする (0:45)
メモ 以下の3つの「方法」で書かれていることがコンテンツ ブラウザの主な機能であると紹介されています。

アセットをレベルに配置する方法 (0:54)
スロー Game/(たとえば)PropsからSM_Chairをビューポート内にドラッグアンドドロップ

スロー Game/(たとえば)MaterialsからM_Brick_Clay_Newをビューポート内のフロアなどにドラッグアンドドロップ

メモ レベルにアセットを配置する時、このドラッグアンドドロップがコンテンツ ブラウザの中心的な機能だと先生はおっしゃっています。(1:13)

コンテンツをインポートする方法 (1:20)
スロー あらかじめインポートするものを置くフォルダを選択状態にしておく → ナビゲーションバーの「新規」を展開して(三角マークをクリックして)「アセットのインポート」の下に表示される「~にインポート」をクリック → Windowsエクスプローラが開かれるのでファイルを「開く」

または

スロー ナビゲーションバー「インポート」をクリック → (後は上記と同様)

アセットを編集する方法 (1:32)
スロー アセットをダブルクリックする(またはアセットを右クリック → Open in Full Editor(フルエディタで開く)をクリック)

メモ ①たとえば、MaterialsでM_Brick_Clay_Newをダブルクリックするとマテリアルエディタが開くのでそのマテリアルを編集できるようになります。
②また、BlueprintsでBlueprint_WallSconceをダブルクリックするとブループリントエディタが開きます。

コンテンツ ブラウザのナビゲーションバー「新規」の使用方法 (2:39)
メモ ①「新規」には、新規でコンテンツを作成する場合に必要となる機能が入っています。「新規フォルダ」をクリックすると新たなフォルダがコンテンツ ブラウザに作られます。「アセットのインポート」は先ほど説明したとおりです。「基本アセット」と「その他のアセット」に含まれている項目をクリックするとそれらが新たに作成されてコンテンツ ブラウザに表示されます。
②次のようにして、機能を試すことができます。

スロー Game/Materialsを選択しておいて、「新規」/「基本アセット」/Material をクリック → 新たなマテリアルが作成されるので、適当な名前(Testなど)をつける → その新たなマテリアルをダブルクリック → マテリアルエディタが開かれる → マテリアルエディタを閉じる → この新たなマテリアルを右クリックメニューまたはDelキーから「削除」する

保存ボタンの使用方法 (3:00)
スロー 保存アイコンをクリック → 「コンテンツを保存」ウィンドウが表示される → 保存するコンテンツを選択する(チェックを入れたり外したりする) → 「選択対象を保存」をクリックする(何も保存しない場合は「キャンセル」)

メモ 作成または編集したアセットを保存する場合に使用します。この保存ボタンを使用してもアセットが保存されるだけなので、レベルは別途保存する必要があります。

ナビゲーションバーの戻る/進む矢印の使用方法 (3:10)
メモ 一般的なウェブブラウザと同様の使い方ができます。次のように試すことができます。

スロー Particles フォルダをクリック → その中のMaterialsフォルダをダブルクリック → 戻る矢印をクリック(Particlesフォルダに戻る) → 進む矢印をクリック(Materialsフォルダの中に進む)

パスボタンの使用方法 (3:28)
メモ パス(path) ボタンをクリックすると、コンテンツ ブラウザの左にあるソースパネル(sources panel)と同じフォルダ(パス)が表示されます。

ソースパネルを非表示/表示にする方法 (3:38)
スロー ソースパネル左上にある(「フォルダの検索」の左についている)ボタンをクリックすると非表示/表示を切り替えることができます。

メモ ソースパネルを非表示にしても、パスボタンを使えば必要なところに進めます。

パンくずリストの使用方法 (3:50)
スロー 進みたいフォルダをクリックします。(たとえば)「Game → Audio → 」となっている場合は、GameをクリックするとGameのフォルダに戻ります。さらにそこでGameの右横についてる三角をクリックするとそこから進めるフォルダが表示されます。

メモ ①パンくずリスト(breadcrumb)とは、コンテンツ ブラウザでは、「Game → Particles → Materials」のようになっている部分のことで、現在いるフォルダ(パス)を階層的に分かりやすく示したもののことです。現在の位置を示すために、いろいろなウェブページの上部によくついています。

レベル内のアセットをコンテンツ ブラウザで表示させる方法 (4:54)
スロー (たとえば)PropsからSM_MatPreviewMesh_02をレベルにドラッグアンドドロップしてあるとして、ビューポート内でそれをクリック(選択状態にする) → エディタ右側「詳細」パネルのStatic Meshで虫眼鏡のアイコンをクリック

ロックボタンの使用方法 (4:12)
スロー (たとえば)PropsからSM_MatPreviewMesh_02とSM_CornerFrameがレベル内にドラッグアンドドロップしてあるとして → SM_MatPreviewMesh_02を選択して「詳細」パネルのStatic Meshで虫眼鏡を使ってコンテンツ ブラウザに表示させる → コンテンツ ブラウザ右上にあるカギのアイコンをクリックしてカギをかける → (これから先は検証)SM_CornerFrameを選択状態にして「詳細」パネルのStatic Meshで虫眼鏡を使ってコンテンツ ブラウザに表示させる → 先ほどのコンテンツ ブラウザはそのまま(ロックされている)で、新たなにコンテンツ ブラウザが表示される

メモ ①あるアセットを表示したままにしておきたい場合に使用する機能です。
②コンテンツ ブラウザは全部で4つ開くことができます。メインメニューの「ウィンドウ」/「コンテンツ ブラウザ」で確認できます。
③スタティックメッシュ専用コンテンツ ブラウザ、マテリアル専用コンテンツ ブラウザなどのように使うことができます。

「フォルダの検索」の使用方法 (6:11)
メモ ①フォルダ名の全部または一部を入れると、インクリメンタルサーチします。
②たとえば「mate」とタイプすると、このテンプレートプロジェクトでは、Materialsフォルダが全部で3つ表示されます。
②フォルダの中身までは検索しません。それは隣の「フィルタ」で行います。

新たなフォルダを追加する方法 (6:34)
スロー あらかじめ新たなフォルダを置くフォルダを選択状態にしておく → ソースパネルで右クリック → 「新規フォルダ」をクリック → 名前をタイプする(たとえばTestなど)

フォルダにアセットを入れる方法 (6:42)
スロー (たとえば)Props内のMaterialsフォルダからM_TableRoundというマテリアルをTestフォルダにドラッグアンドドロップ → 「ここにコピー」か「ここに移動」のどちらかを選択する

保存されていないアセットを見分ける方法 (7:08)
スロー フォルダ内のサムネイルの左下にアスタリスク(星印)がついている

メモ その場合、保存してよいなら、コンテンツ ブラウザのナビゲーションバーの保存アイコンをクリックしてから保存します。

コレクションの使用方法 (7:21)
コレクションの横にある+のアイコンをクリック → 3種類のコレクションから1つを選択 → 名前をタイプ(たとえばTestCollection) → (たとえば)Propsフォルダからイス(SM_Chair)などを、このTestCollectionにドラッグアンドドロップする → TestCollectionをクリックするとイスが加わったのが分かります

メモ ①「コレクション」とはお気に入りリストのようなものです。よく使うものを配置します。
②コレクションは単なる参照なので、実際にアセットがそのフォルダに移動するわけではありません。
③コレクションの種類は3種類あります。「共有コレクション」「プライベート コレクション」「ローカル コレクション」です。前2つはソース管理(ソースコントロール)で利用されるものです。したがって、ソース管理の設定ができていない場合はグレイアウトされています。「共有」と「プライベート」の違いはそのままの意味です。「プライベート」は許可なく他の人が見れません。「ローカル コレクション」は、ソース管理では利用されず、ローカルのマシンでのみ利用できます。

コレクションからアイテムを削除する方法 (8:26)
コレクションをクリック → 中に入っている任意のサムネイル(たとえばSM_Chair)を右クリック → 「コレクションから取り除く」をクリック

メモ アイテムを削除しても、参照を削除しただけなので、実体はそのままなくなりません。ですから、Propsフォルダを開いてみると、SM_Chairがちゃんと存在しています。

コレクション自体を削除する方法 (3:36)
スロー コレクションを右クリック → 削除をクリック

フィルタを使う方法 (9:07)
スロー ソースパネルまたはパンくずリストを使って、まず調べたいフォルダを選択状態にする(たとえばGameフォルダ) → 「フィルタ」の三角をクリックして展開 → (たとえば)Materialをクリック → (さらにたとえば)Static Meshをクリック

メモ ①これによってまず、Gameフォルダ内のマテリアルに該当するものがすべて表示され、次にスタティックメッシュに該当するものがそれに追加して表示されるようになります。
②フィルタの条件も最上部に一緒に表示されます。これをクリックすると、その条件を有効にするか無効にするか切り替えることができます。
③各フィルタ条件を削除するには、そのフィルタ条件を右クリックすると「~の削除」が出てくるので、それをクリックします。
④すべてのフィルタ条件を無効にする(元の状態に戻す)には、「フィルタ」の横の三角をクリックして「フィルタをリセットする」を選択するか、各フィルタ条件を右クリックして「すべてのフィルタを取り除く」をクリックします。

アセットを検索する方法 (9:49)
スロー 検索対象のフォルダを選択状態にする(たとえばGameフォルダ) → 検索欄に(たとえば)brickとタイプする → (検索結果をクリアするために)×ボタンをクリック

メモ これによってbrickという語が入っているアセットがすべて検索されて表示されます。

アセットの表示をスクロールする方法 (10:46)
スロー マウスホイールを回転させる(または、右クリック+ドラッグ)

表示タイプの使用方法 (10:53)
「リスト」は、狭いスペースでも多くのアセットを表示できます。
「カラム表示」は、アセットの詳しい情報がアセットの種類に応じて表示されます。

メモ 「表示タイプ」はコンテンツ ブラウザ右下の「表示オプション」に含まれています。

子フォルダまで含めてすべてフォルダの中身を表示する方法 (11:40)
スロー (たとえば)Gameフォルダを選択 → 「表示オプション」/「フォルダを表示」のチェックを外す

メモ 子フォルダの中身は、フォルダをどんどんクリックしていけばもちろん見ることができますが、この「フォルダを表示」というオプションは、そのフォルダに含まれているすべての階層のフォルダの中身を「いっぺんに」見ることができます。

選択したフォルダのアセットのみを表示する方法 (12:09)
スロー 「表示オプション」/「選択中のフォルダにあるアセットのみ表示」をクリック

メモ この機能を理解するには次のようにしてみてください。たとえばPropsを選択状態にします。そこで、「表示オプション」で「フォルダを表示」のチェックを解除します。すると子フォルダの中に入っているアセットも表示されることになります。そこで、さらに「選択中のフォルダにあるアセットのみ表示」をクリックすると、その子フォルダに入っているアセットは表示されなくなり、フォルダも表示されなくなります。

デフォルトでは表示になっているフォルダを表示する方法 (12:14)
スロー 「表示オプション」で「デベロッパーフォルダを表示」や「エンジンのコンテンツを表示」をクリック

サムネイルのサイズを変更する方法 (12:43)
スロー 「表示オプション」で「サムネイル」の「スケール」を変更する

アセットのサムネイルを編集する方法 (13:01)
スロー 「表示オプション」で「サムネイル編集モード」にチェックを入れる

メモ ①左マウスボタン+ドラッグで、回転。右マウスボタン+ドラッグで、ズームイン/アウトします。
②左上の小さなアイコンをクリックすると、ベースとなる形状を切り替えることができます。
③サムネイルも編集後に保存する必要があります。

今回はこれでお終いです。大変お疲れ様でした!



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