ビデオの内容紹介 窓にガラスをはめ込んでから、前回のビデオで作ったドアの原型にレールと把手を付けます。開閉の時に、ドアの把手がドアとともに移動するようにアクタどうしを関連づける方法を学びます。
原題 Creating a Level – 8 – Setup for the Sliding Door
☆窓にガラスをはめ込む (0:14)
スロー ドアのガラスをAlt+Shiftで窓の方向にコピー → 窓の右下角とガラスの右下角が合うように移動させる → Details/Transform/RotateでX=1.0、Y=0.7、Z=0.6にセットする → ビューポート内右上アイコン群左から6番目のSet the Position Grid Snap valueを10にする → ガラスをAlt+Shiftで隣の窓までコピー
☆天窓にガラスをはめ込む (2:43)
スロー 作業しやすくするためにPointLightをロックする(ビューポートの上アイコン群左から1番目を展開 → Lock Viewport to Actor → Lights → PointLight1) → Content Browser/PropsからSM_GlassWindowをドラッグ → Y軸中心に90度回転 → 適度に拡大
☆各ガラスの下部のコーナーフレームのズレを直す (3:38)
メモ ドアを作成するために必要なのではなく、気になったからやっています。
スロー 壁側から1つずつコーナーフレームがついたガラスを複数選択していく(ドアと最後の半端なガラスは選択しない) → グループを解除(Shift+G) → ビューポートの上アイコン群左から4番目Quick SettingsのShow Transform Widgetをクリックしてチェックを外す → 下のコーナーフレームだけをすべて複数選択(Ctrlキー) → Show Transform Widgetをクリックしてチェックを入れる → ビューポート内右上アイコン群左から5番目のグリッド合わせをオフにする → コーナーフレームを一遍に移動させる
メモ 一度に複数のコーナーフレーム移動することを目指しましたが、先生は最終的に一つずつ直していました。なお、ここではFキーでフォーカスさせると作業がやりやすいです。(でも最初からきれいにできていた人はここをやる必要はないかも)
改めて
★座標軸ウィジェットを表示/非表示にする方法 (4:21)
スロー ビューポートの上アイコン群左から4番目Quick SettingsのShow Transform Widgetをクリックしてチェックを外す/入れる
☆ドアが他の物とぶつからないようにする (5:51)
スロー ドアを木のフロア側にドラッグ → ドアのとなりのガラスのうち、壁よりの方のガラスについているコーナーフレーム2個(木のフロア側のもの)を削除(Del)
☆ドア用のレールを設置する (6:24)
スロー Content Browser/PropsからSM_PillarFrame300をドラッグアンドドロップ → Y軸中心に90度回転 → Details/Transform/ScaleでX軸=0.08911、Y軸=0.22940、Z軸=0.88に縮小(X、Y軸はおよその目分量で可) → ドアと壁よりのガラスにまたがるように設置 → それをさらにコピー(Alt) → 空中でX軸を中心に180度回転 → 上方に取り付ける
☆ドアに把手を取り付ける (8:34)
スロー Content Browser/PropsからSM_CornerFrameをドラッグアンドドロップ → Y、Z軸を適当なサイズに縮小 → ドアに設置する → ドアの向こう側にコピー → 逆スケール(Z軸をもってDetails/Transform/ScaleのZの値がマイナスになるようにする) → 位置調整
メモ ①先生は間違えてドアの隣に把手を設置して笑っていました。(9:36から)
②逆スケール(reverse scale)を実行する前にドアの反対側側に回ってコピーした把手をみると、平らな面が表側になっています。凹凸のある面が裏側になっています。これは、そのままの向きでコピーされたのですから当然の結果です。これを逆スケールしてやると、凹凸のある面が表側になります。面白い技です。(もっとも、その後、先生はCtrl+Zでその操作を取り消して、回転によって表裏を反対にしていますが、理由は分かりません。そこで、改めて次のように記しておきます。
★スケールで表裏を反対にする方法 (9:55)
スロー スケールの軸がマイナスになるように逆スケールする
★Scene Outlinerで名前を簡単に変える方法 (10:40)
ドアを選択 → Scene Outlinerでハイライト表示されたもの(ドア)を2度ほどクリック → 名前を変更する(SlidingDoorに) → 表側の把手も同様に選択してScene Outlinerで名前を変更(SlidingDoor_Handle_Frontに) → 裏側の把手も同様に(SlidingDoor_Handle_Rearに)
メモ ①ドアを選択できない時はTキーを押してから、選択してみてください。
②以前にも名前変更の方法を紹介しましたが、こちらの方が簡単です。
③Scene OutlinerのSearch Actorsで「sliding」と入力して検索すると、今変えた3つのアクタが表示されます。
★アクタを親アクタにアタッチする方法 (11:29)
親にアタッチする子をScene Outlinerで選択する(この場合のように複数選択する場合はShiftキーと下方向キーで) → それ(ら)を親に向かってドラッグアンドドロップ
メモ ①これによって、ドア(親)が動くと把手(子)も両方動きます。アタッチしていない場合は、ドアを動かしても、把手は空中に浮かんだままになります。
②把手(子)を動かしてもドア(親)は動きません。
③親子関係は距離的に離れていても可能です。少し遠くにある窓をドアにアタッチすると、ドアが動くと窓も動きます。
④親と子が離れていてドラッグアンドドロップするのが大変な場合は、ビューポート内またはScene Outliner内で子になるべきアクタを右クリック → Attach toをクリックすると親候補の一覧が表示されます。
ついでに
★親アクタへのアタッチを取り消す方法
スロー ビューポート内またはScene Outliner内で子を右クリック → Detach(引き離す)をクリック
次回はいよいよブループリントです。お疲れ様でした!