UE4 エディタ⑨ カメラをともなった移動

ビデオの内容紹介 2つのことを学びます。1つは、オブジェクトの移動にカメラを追随させる方法です(これはオブジェクト全体が見えます)。もう1つは、ビューポートをオブジェクトにロックさせる方法です(こちらは、オブジェクトがビューポートの視点に同化するため、見えても一部です。自分の顔は自分に一部しか見えないのと同じような感じです)。

原題 UE4 Editor – 9 – Moving with the Camera

オブジェクトをカメラとともに移動させる方法 (0:16)
スロー Shiftキーを押しながら移動させる

メモ ①移動のさせ方は、これまでと同じように方向軸を利用します。そこにShiftキーを加えるだけです。
②オブジェクトを移動させておいてからカメラをそのオブジェクトのところまで移動させても同じですが、面倒です。
③ビデオでは先生がShiftを押した時とそうでない時を比較して見せています。(0:32)

ビューポートでライトを効率よく配置する方法 (0:56)

【追記】以下の記事で「ビューポートをアクタにロック」する方法が出てきますが、4.8以降は、次のようにします。
  ロックしたいオブジェクトを選択 → 右クリック メニュー → Pilot を選択
記事本体は動画との整合性を保つためにそのままにしておきますが、適宜読み代えてください。

スロー 「配置」モード/ライトから(たとえば)スポットライトを選択してビューポート内にドラッグアンドドロップ → (見やすくするために)スポットライトの位置を少し高くする → (光を分かりやすくするために)スポットライトを選択している状態で「詳細」/LightでIntensity(強度)の値を高くする → Attenuation Radius」(減衰半径) → (さらに目立つようにするために)Light Colorをクリック → Color Picker(色の選択機能)が開かれるので中心の小さな丸を(たとえば)赤いところまでドラッグ → (ライトが選択されている状態のまま)ビューポート内左上アイコン群左から1番目の黒三角をクリック → 「ビューポートをアクタにロック」の横にある「選択されたアクタ」の下に表示されているライトをクリック (ライトの視点になる) → これまでどおりビューポート内で動き回るとライトもついてくるので適切な位置に思えるところでロックを解除する → 「ビューポートをアクタにロック」の横にある「Locked」(ロック済み)の下にある「~からアンロック」をクリック

メモ ①Intensity(強度)の値は、目分量です。実際にビューポートで光が強くなる様子を見ながら調節します。
②ライト以外のアクタもビューポートにロックさせることが可能です。たとえばイスにロックすると、ビューポート内を移動するとイスが一緒について回ります。
③ビューポートが何かにロックしている状態の場合は、ビューポート内左上アイコン群左から1番目のすぐ下に鍵のアイコンが表示されます。このアイコンをマウスオーバーすると「Viewport Locked to ~」(ビューポートは~にロックしています)と表示されます。
④ライトを配置するには、向きや高さを適切にするために、床に落ちる光を見ながら進めるとよいと思います。

詳細パネルの値を素早く変える方法
スロー デフォルトの値にマウスオーバーする(両方向に伸びる矢印が表示される) → そのまま左右どちらかにドラッグ

メモ 左にドラッグすると値は小さくなり、右にドラッグすると値は大きくなります。もちろん、直接数字を入力することもできます。

キーワード Attenuation Radius」(減衰半径): 光が減衰しながら届く範囲(半径)のことです。その半径が小さくなると光が届く範囲が狭くなり、逆にこれが大きくなると、光が広い範囲に届くことになります。

今回はここまでです。ありがとうございました。



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コメント

  1. taketami より:

    現在UE4.83で勉強中なのですが、ビューポートオプションの中に「ビューポートをアクタにロック」の項目が見つからないのですが、どこにあるのでしょうか。

    • なつのや より:

      taketamiさん、こんにちは。

      遅くなりまして、すみません。

      4.8 以降ではロックしたいオブジェクトを選択 → 右クリック メニュー → Pilot を選択してみてください。